2025.05.02 10:17Another 緑柱石-変化する日常-ラベンダーベッドにあるガウラ宅。その庭で、ガウラとアリスが穏やかにお茶をしながら語らっていた。それを、彼等の死角から見つめるヴァルの姿があった。アーテリスを救ったガウラは、暫くしてからアリスとエタバンをし、2人きりで長い旅に出た。そして、数日前に帰宅し、今は旅の思い出話をしている...
2024.08.03 10:03Another 白蝶草―一緒に居たい―終焉を唄う者を倒し、アーテリスを救ったガウラ。それから暫くは、1人であちこち飛び回っていたが、日に日に疲労の色が見え始めていた。それに気がついた恋人アリスは、心配で声をかけていたが、当の本人は"大丈夫だ"としか言わず、本心をさらけ出してはくれなかった。今日も、疲労の色を見せながら...
2023.12.08 09:18Another 白蝶草━羞恥心━ガウラとアリスが同棲を始めて暫く経った頃、ガウラは目のやり場に困っていた。一緒に住み始めてから気付いたことが原因だった。それは暑い日の風呂上がりや、木人での訓練の後等、汗をかいたり暑さを感じた時に、アリスが上半身裸の姿になることが多いのだ。弟のヘリオと住んでいた時は、そんな事がな...
2023.09.28 09:00Another 白蝶草━痴話喧嘩━ガウラはモードゥナへとやってきていた。ヘリオが賢学を学びにオールドシャーレアンへ旅立ち数日経った頃、暁から新メンバーが加入したから顔合わせをすると連絡があったのだ。普段なら、顔合わせに行くことは無いのだが、今回の新人は即戦力になる為、オールドシャーレアンへも共に行くことになると聞...
2023.09.26 09:22Another 白蝶草ー嫉妬と本音ーアリスとガウラが恋人同士になり、半年が経った。その間に、アリスのガウラの呼び方が呼び捨てになり、言葉遣いも敬語が無くなった。これに関しては、いつまで経ってもさん付けと敬語が抜けないアリスに対し、ガウラが他人行儀に感じると苦言を示したのがきっかけだった。さらに、2人が恋人になって起...
2023.01.28 19:14Another 白蝶草ー変化と答えーそれは突然だった。アリスはヘリオと手合わせをしていた。想い人のガウラは、第一世界に行ったと聞いていた。彼女がいない間に自分の実力を上げようと、ヘリオに頼み込んで動きを見てもらいながら、手合わせをしていたのだ。そんな時、頭の中に声が響いた。ーさあ……時空を超えて来たれ ひとたび我ら...
2022.11.13 17:37Another 第八霊災ギムリトダークで、エオルゼア連合軍と帝国軍の激しい戦闘が繰り広げられていた。英雄の到着に兵の士気は上がり、帝国軍の勢いを殺し、戦況は連合軍が優勢。その中に、不滅隊員に扮したヴァルの姿があった。戦場で英雄ガウラの姿を見つけ、さりげなく近くで戦い、彼女の死角から襲ってくる帝国兵を始末...
2022.10.09 17:57Another 白蝶草─告白─アリスが冒険者になり、かなりの月日が過ぎた。そんなアリスには1つ、悩みがあった。それは恋をしていること。その相手は、エオルゼアの英雄と言われるガウラ·リガンだ。初めて出会った時に、その容姿に見蕩れ、その後冒険者になってから再会。ちょくちょく依頼を手伝って貰ったりしているうちに彼女...
2022.07.15 01:28Another 白蝶草─再会─潮風が頬撫でる中、アリスは船から降り、ベスパーベイへと訪れた。エオルゼアの英雄ガウラと出会ってから半年。その期間、双剣士の仕事と、時々現れるオボロに修行をつけてもらい、今や忍者として成長していた。そして、彼は父親の情報を別の角度から集めるべく冒険者となったのだった。「ここがザナラ...
2022.05.10 01:55Another 白蝶草─出会い─「ジャックさん、ただいま戻りました!」リムサ·ロミンサにある双剣士ギルド。任務から帰ってきたアリスは、マスターのジャックに挨拶をした。「おう!アリス、お疲れさん!」挨拶もそこそこに、アリスはジャックの隣に、見知らぬ女性が座っていることに気がついた。「ジャックさん。そちらの方は?」...
2021.05.01 04:26Another HERA━新たな命━アリスとヘラが永遠の絆を誓い合ってから3ヶ月が経った頃。ヘラは自分の身体に違和感を感じていた。自分のエーテルが、少しずつではあるが奪われているような感覚。それに加え、その月の月経の遅れ。何かの病気かと心配になったヘラは、医療院へと向かった。そして、原因が分かったヘラは、双蛇党の任...
2021.05.01 03:00Another HERA━挨拶━[後編]集落を軽く見て回った後、ヘラの実家へと戻ってきたアリスとヘラ。丁度、父親も落ち着いた様で、椅子に座っていた。ジシャに再度促され、席に着く2人。「さて、話を再開しようか」口を開いたのはジシャだった。「ヘラ。彼には一族の話はしたのかい?」「ここに来る前に、軽く話したよ」「そうかい」す...